丹治ひこ太

こだいらまちづくり日記

小平ダーチャ村

 「小平市景観まちづくりセミナー 第2回 模型作りでまちなみを知る」に行ってきました。

 建蔽率や容積率といった制限に従い一定の面積の土地に建物の模型を作り、道路を引いた地図においていきました。その中で街並みを考えるというもの。

 それとは関係ないところに僕の興味が。まちづくり課の職員の説明の中の「農業を続けられない農地の相続人は、まず、市長に買取りを申請しますが、普通は買取りません」というところ。

 生産緑地に対してそういう制度があるのです。知りませんでした。

 昼休み、Hさんというまちづくりに熱心な知人が、近くの市民農園が宅地に変わったと嘆いていました(反面、子供の声が聞こえてきたのはうれしいとも)。

 ならば、そういう農地を市が買い取って市民農園としたらどうだろうと。土地は財産なんだからもうけが出なくてもいいわけだし。

 横浜市では、市民農園用地取得事業というのがあり、そういうことをしているらしい。

 ロシアでは「ダーチャ」といって、市民に郊外の土地を与える制度があります。ロシア人は週末そこで農作物を作ります。通貨危機でも彼らが飢えなかったのはこのおかげだとも。ロシアの目に見えない重要なインフラであり、セーフティーネット

 小平ダーチャ村を作りたいです。

 

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