丹治ひこ太

こだいらまちづくり日記

少し早いが、6月1日に解散がなくても解散同日選挙がありうる理由

 マスコミの記事を読むと、国会の会期が6月1日だからそこで解散して40日以内の7月10日に同日選が・・・という話が出てくる。

 あれ、会期中に解散ってしなきゃいけないんだっけ?憲法や国会法にはそんな条文なかったんじゃないかな、と思い、読んだはずの長谷部先生の教科書を読みなおすと、ちゃんと書いてあった。

 すっかり忘れている。政策担当秘書資格者としては恥ずかしい。

 明文で定められていないが、大日本憲法にさかのぼっても、これまで一度も会期外で解散はしたことがない、ということだ。

 しかし、学界の通説は、会期外でも可能ということらしい。細かい法学論争は省く。

 長谷部先生はこれにかみついている(甘噛みレベルですが)が、とにかく、そうであるなら、集団的自衛権よりずっと合憲的なのだから、そして、そういうウルトラCをやってしまう政権なのだから、国民がこれでしばらく衆議院選ないなと思ったところで、いきなり、解散同日選ってこともあるのではないでしょうか?

 6月半ばぐらい(最悪6月末近く)まで要注意ですね。

問い合わせ先:hikotatanji@gmail.com