丹治ひこ太

こだいらまちづくり日記

続・玉川上水の雑木を伐ってサクラを植える?

 前号で雑木の被圧がサクラが元気のなくなる原因の一つだと言いましたが、ご存じのとおり、一番の原因は五日市街道の排気ガスと踏み固められた土です。実際、小平市部分のサクラはほとんど柵の外にあり、排気ガスと踏み固めの影響を受けやすい。

 今回の都の補植は、柵の外の欠損分を柵の中に移動させるというもの。そのために被圧の原因となる柵の中の雑木を伐採、剪定するというものです。

 それって、「補植」じゃなくて、柵の中の雑木を伐って「新規」にサクラ並木を作ることじゃないの?と僕は疑問の声をぶつけました。言葉のマジックじゃない?

 柵の外側でも土を入れ替えるなど方法はあるのじゃないか?管理の仕方の問題だ?他の方々の声!

 今回は上水の南側の20本だけど、そのうち北側、最終的に柵の外のサクラ全部を補植したら柵の中の雑木が無くなってしまうのじゃないか?少なくとも小平市玉川上水の魅力は雑木です。

 実験したけど、柵の外の補植はだめでしたと都は説明。本当にそうか、納得がいかない、説明会を再度開けという声。持ち帰りますと都。

 このまま強行?10月・11月に雑木を伐採予定。来年2月に補植予定です。

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