玉川上水の雑木を伐ってサクラを植える?
9月30日、「平成26年度国指定名勝小金井(サクラ)の補植 現地説明会」に行ってきました。
玉川上水の小川水衛所跡から境橋までのサクラ並木は、大正13年に名勝指定されています。名勝とは、「風致景観」が素晴らしいものをいいます。文化財保護法で守ろうということになっています。
玉川上水近くを通る方ならサクラ並木のほとんどが元気のないのはご存知ですね。枯れちゃったのもたくさんあります。そこで、小金井市部分では大々的に復活の取り組みがなされました。小平市部分でもなんらかの手だてをということになりました。
元気のない原因の一因に雑木がサクラを被圧していることがあげられています。そこで小金井市では一部地域の雑木を思い切り伐採し、サクラを植えました。
小平では欠損部分の補植ということで最低限の伐採と説明されています。しかし、(小金井部分についてどう考えるかは別にして)小平の部分の玉川上水の価値はサクラよりも雑木にあると思う僕は不安視していました。
同じような考えの方は多いようで、説明会では小平市民の方を中心に多くの疑問が提示され、激しい論議の場になったのです。
その内容は次号で。